写真は一例であり、
効果が出るまでには個人差があります。
理想的な脚は、真っ直ぐ立って両足のかかとをくっつけた時に、左右の膝と足首の内側どうしがぴったりとつきます。
足首の内側どうしをくっつけた時、左右の膝の間が指2本以上離れているとO脚です。
膝の内側どうしはぴったりとつくのに、足首の内側どうしがこぶし1個分離れるとX脚です。
O脚やX脚は日常生活における
繰り返しの動作によって起きます。
・足裏への荷重が偏って、膝や股関節の筋肉のバランスが崩れる。
・同じ体勢でいることが続いて
骨盤がゆがみ、膝が開いたり内側に
向いてしまう。
・膝の筋肉や靭帯を痛めて、
反対の足でかばってしまう。
この様な原因が考えられます。
O脚、X脚はパッと見ると
膝が開いているだけや
内側を向いてしまっているだけ
と思うのではないでしょうか?
しかし膝だけの問題ではなく、
足首や股関節、骨盤など他の部位も
実はバランスを崩しています。
筋肉は形状記憶の性質があり、
緩めてもすぐに元に戻ろうと働くため、ストレッチをしても効果は20分程度と言われています。
つまり動画などを見て運動やストレッチをしても、筋肉の性質やゆがみを整えていない部位の影響を受けて、
また元へ戻ってしまいます。
膝以外のゆがみもきちんと整えてから
運動やストレッチを行わないと、
より良い効果が発揮されません。
足首の動きはすねを介して膝の動きに作用します。
しかし、足首が硬いと膝の可動域は最大限に動きません。
まずは足首の動きをしっかりと良くします。
膝関節を構成している骨が内側か外側に捻れていると、その方向によってO脚もしくはX脚になります。
この捻れを正す為に膝へ直接アプローチします。
O脚はガニ股
X脚は内股になってます。
膝の捻れは股関節にも影響しています。
股関節の捻れも整えることで根本からO脚、X脚をよくしていきます。
①見栄えが良くなる
O脚によって膝周辺が隠れる服を
選んでいた人でも、
スキニー、スカート、タイツなどが
気兼ねなく履くことができます。
②下半身の筋肉のバランスが整い
歩行が良くなる
O脚は足を開いた歩行やすり足歩行の傾向が高く、太ももの外側が張り、内ももの筋力が弱くなります。
O脚が良くなると内ももが引き締まりきちんとした歩行ができる為、加重時に身体への負担が軽減できコリの予防もできます。
③股関節や骨盤への負担が減る
O脚だと膝関節や股関節に捻れが生じます。
股関節は大腿骨と言う脚の骨が骨盤に入りこんでいる為、股関節が捻れると骨盤がゆがみます。
O脚が良くなるにつれて膝関節や股関節の捻れが減り骨盤のゆがみも整うので負担が軽減されていきます。